PUBLICATIONS

HOME日文研叢書

日文研叢書

第55集

要旨:

「日文研叢書」は、日本研究に関する書き下ろしの論考シリーズです。国際日本文化研究センターの専任教員や客員研究員が主催したシンポジウムの記録や共同研究会の成果、日文研所属の若手研究者の個人研究、あるいは貴重資料集成などが含まれます。現在、第55集まで刊行しています。

 日文研オープンアクセスへ

 日文研OPAC(蔵書検索)へ

前号

第55集

next

夢と表象
――眠りとこころの比較文化史――

荒木 浩 編    勉誠出版, 2017.1.30.   <ISSN1346-6585/ISBN978-4-901558-87-7>

夢と未来――はじめにかえて
荒木 浩
目次
第一部 夢の歴史とことば
夢の「意味」の変遷
酒井 紀美
夢の言語化
今野 真二
平安時代における僧侶の“夢記”と夢
――十~十二世紀を中心に
上野 勝之
【コラム】夢と文字・夢という語彙――還暦の月日を跨いで
稲賀 敬二・稲賀 繁美
第二部 夢の表象――国際的視座から
日本の昔話における夢――タイプ・機能・現実との関係性
ペトコヴァ・ゲルガナ
ベトナムの漢文説話における「夢」とその資料について
グエン・ティ・オワイン
『琱玉集』構成の研究――『琱玉集』略本「占夢」篇を手掛かりに
李 育娟
日本・アラブ近代文学における<夢>の比較研究――夏目漱石とナギーブ・マフフーズを中心に
ワーイル・アブドエルマクスード
【コラム】アラブ世界の夢文化とナギーブ・マフフーズの夢文学
福田 義昭
第三部 可視化される夢
夢を見る/夢を聴く――夢と西洋文化
記憶の中のイェルサレム――初期近代西欧の聖都表象と夢・幻視・想像力
桑木野 幸司
夢と音楽――リゲティの『アパリシオン』を中心に
伊東 信宏
描かれた夢――日本の文学と美術から
夢の位相、現実の位相――日本絵画における夢の表現の類型とその史的展開
三戸 信惠
夢の構図――絵巻の文法からのアプローチ
楊 暁捷
お伽草子における過去世の夢告
箕浦 尚美
夢と科学
夢を見ている脳を見る――Seeing a dreaming brain
宮内 哲
【コラム】夢の神秘性はいかにつくられるか
福田 一彦
【コラム】脳の信号から夢を可視化する
神谷 之康
第四部 日本中世の夢・特論――明恵『夢記』をめぐって
明恵上人夢記研究の現況と課題
奥田 勲
明恵『夢記』は夢の記録以上の何物であるのか?
前川 健一
明恵「夢記」研究の地平――基礎資料の一覧を起点として
平野 多恵
明恵『夢記』におけるモチーフについて――「生身」のモノ
立木 宏哉
日本語史研究資料としての『明恵上人夢記』の可能性
山本 真吾
【コラム】明恵『夢記』の決定版に関する感想――夢想体験分類の試み
フレデリック・ジラール
第五部 夢と社会――その諸相
失われた夢――西洋における睡眠の変質
ロジャー・イーカーチ (玉田 沙織訳)
【コラム】夢・まぼろし・ウツツ――幸福の寝言
マルクス・リュッターマン
夢と自照――古代仏教の言説と対外観をめぐって
荒木 浩
【コラム】権力と夢
木村 朗子
第六部 夢と近代文化
落語における夢
佐藤 至子
南方熊楠の立っていた場所――〈夢〉という「通路」
唐澤 太輔
泉鏡花の夢と眠り――『春昼』とその前後の作品から
宮内 淳子
おわりに
荒木 浩
執筆者一覧
奥付

ページトップへ