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共同研究報告書

No.120

要旨:

共同研究報告書は、国際日本文化研究センターが主催した共同研究会で発表・討議された内容を収録した報告書で、商業出版されます。執筆者は、研究発表者、代表者等です。

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No.120

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「心身 / 身心」と環境の哲学
――東アジアの伝統思想を媒介に考える――

伊東 貴之 編    汲古書院, 2016.3.15.   <ISBN: 978-4-7629-6568-5 >

はじめに――日文研の共同研究会と本論集の趣旨――
伊東 貴之
目次
第一部:東アジアの伝統的な諸概念とその再検討の試み
朱熹の「敬」――儒教的修養法の試み――
土田 健次郎
心学としての朱子学――朱熹の「理」批判と経学――
垣内 景子
袁仁『砭蔡編』について――明代における蔡沈『書集伝』に対する批判の特例――
陳 健成
陽明後学の講学活動と日常――鄒守益の詩文より見たる――
永冨 青地
仇兆鰲と内丹修錬――儒教と道教のはざまで――
横手 裕
阮元「論語論仁論」の評価をめぐって
林 文孝
朝鮮思想再考
権 純哲
〈悪〉とは何か――本居宣長『古事記伝』の場合――
田尻 祐一郎
江戸後期の文献研究と原典批判
竹村 英二
〔特別寄稿〕
清代経世思想の潮流――経世学と功利学――
大谷 敏夫
第二部:心と身体、環境の哲学――東アジアから考える――
仏教における身体性の問題――キリスト教との対比から――
末木 文美士
「易」の環境哲学
桑子 敏雄
拡張した自己の境界と倫理
河野 哲也
中国医学における心身関係
長谷部 英一
跪拝の誕生とその変遷
西澤 治彦
唐初期唯識思想の人間本質観
橘川 智昭
「心」と「身体」、「人間の本性」に関する試論
――新儒教における哲学的概念の再検討を通じて――
伊東 貴之
全真教における志・宿根・聖賢の提挈
――内丹道における身体という場をめぐって――
松下 道信
江戸期における物心二元論の流入と蘭学者の心身観
フレデリック・クレインス
近世日本における武道文化とその身心修行的性格
――中国・朝鮮の武術との比較を踏まえて――
魚住 孝至
神津仙三郎『音楽利害』の音楽療法思想にみる東洋的身体観
光平 有希
孔子の祭りに牛・山羊・豚は不要か?
――中華文化復興運動期の台湾における「礼楽改革」事業の一斑――
水口 拓寿
日本人の空気観――電気、空気、雰囲気という漢語をめぐって――
新井 菜穂子
自然環境と心=身問題のために――概念操作研究の勧め――
鈴木 貞美
〔特別寄稿〕
日本仏教における身体と精神、キリシタン時代の霊魂論の問題をめぐって
フレデリック・ジラール
第三部:思想・宗教・文化がつなぐ/むすぶ東アジア――文化交流と文化交渉の諸相――
東アジアの南北半月孤
高橋 博巳
正気歌の思想――文天祥と藤田東湖――
小島 毅
高麗と北宋の仏教を介した交渉について――入宋僧を中心に――
手島 崇裕
太鼓腹の弥勒は仏教なのか――布袋和尚伝記考――
陳 継東
新井白石の漢学と西学――朱子学的「合理主義」と真理概念の普遍性において――
李 梁
「教化」から「教育」と「宗教」へ――近世・近代日本における「教」の歴史―― 
鍾 以江
梁啓超の「幕末の陽明学」観と明治陽明学
李 亜
「宗教」としての近代日本の陽明学
山村 奨
民国知識人の文化自覚と伝統――梁漱溟の「東方化」の再解釈を兼ねて―― 
銭 国紅
日中道義問答――日米開戦後、「道義的生命力」を巡る占領地中国知識人の議論――
関 智英
二十世紀初頭、安岡正篤の日本主義における直接的行動主義
――安岡正篤のベネデット・クローチェ訪問計画に留意して――
竹村 民郎
〔特別寄稿〕
吉田松陰の革命思想とその天下観 
楊 際開
あとがき
伊東 貴之
執筆者一覧
附録:読者のための参考文献一覧
伊東 貴之
英文目次
奥付

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